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ウォルコット「僕らはやるべきことをやるだけ」ベンゲル監督への批判には擁護の姿勢を見せる

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 現地時間11日に行われたFAカップ準々決勝、アーセナルvsリンコン・シティは5-0でアーセナルが勝利を収めた。ミッドウィークに行われたバイエルン戦では1-5と大敗したアーセナルには、アーセン・ベンゲル監督の退任を求めるファンの抗議が集中している。そんな中、5部のリンコン相手には地力の違いを見せつけた形になった。

 この試合でもアーセナルファンから「Wenger Out!」「Wexit!」といったプラカードが掲げられたものの、選手は指揮官の去就を意識せずに試合に臨んでいたことを明かした。先制点を決めたテオ・ウォルコットは、「僕らはクラブの外で行われていることを気にしないように試合に集中していた」と語っている。

「僕らは今やるべきことをやるだけで、特にピッチの外で起こっていることに反応していても良い結果が出るとは思えない」

 ウォルコットは「ウェンブリーで行われる準決勝にも勝ち進んだし、これは悪い成果ではないはずだ。まずは次の試合でも結果を出すしかない」と述べ、批判が集中している指揮官を擁護しながら早くも次戦に向けて照準を定めている。

 リーグ戦では5位に付けているアーセナル。FAカップ準決勝までは1か月以上時間があり、しばらくはリーグ戦が続く。18日にはWBA戦、4月1日には上位のライバルとなるマンチェスター・シティ戦が控えているが、指揮官ベンゲルはチームをどう立て直すのか。契約満了を前に、その手腕が改めて問われる時となりそうだ。

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