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長谷部誠不在のフランクフルト、“心臓”抜きでシステム変更は不可避か

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フランクフルトをけん引してきたMF長谷部誠

 日本代表MF長谷部誠の不在によってフランクフルトが4バックを採用する可能性が浮上した。地元紙『フランクフルター・ノイエプレッセ』が報じている。

 4バックから3バックへのシステム変更は2016-2017シーズンにおけるフランクフルト躍進の基盤となった。そして長谷部は、ニコ・コバチ監督が採用した戦術において、欠くことのできない重要な役割を担ってきた。

 しかし、11日に行われたブンデスリーガ第24節のバイエルン戦でひざを負傷し、手術を余儀なくされた。手術は無事に成功したものの、今季中の復帰は絶望的となっている。

 チームはブンデスリーガ第25節を終えた時点で7位と欧州カップ戦の出場権獲得を狙える位置につけている。しかし直近6試合で1分け5敗と調子を落としている。長谷部が離脱したこともあり、『フランクフルター・ノイエプレッセ』紙は、このタイミングで4バックへの回帰が現実的であるとしている。

 リベロやボランチとして、チームの中心的な役割を任されてきた長谷部の離脱に対して、コバチ監督はどのようなリアクションを見せるのだろうか。手腕が問われることになりそうだ。フランクフルトは4月1日、ボルシアMGとホームで対戦する。


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