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ジダン「私がバルセロナを指揮することはない」

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ジネディーヌ・ジダン監督が断言

 2日のリーガ・エスパニョーラ第29節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウにアラベスを迎える。前日会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、強豪を相手に結果を残すアラベスへの警戒感を表している。

 スペイン『マルカ』がフランス人指揮官のコメントを伝えている。

「アラベスはバルセロナを下し、またカルデロン(アトレティコ本拠地)から勝ち点1を持ち帰った。素晴らしいプレーを見せるチームで、難しい試合になるだろう。だが、我々は彼らと戦うための準備をしてきた」

 ジダン監督はさらに、ラウル・ゴンサレス氏、バルセロナDFジェラール・ピケらが巻き起こした論争についての質問を受けた。ラウル氏は『スポルト』とのインタビューでバルセロナで働く可能性について「この仕事とこの仕事はこなせないと言うことはできない」と述べたが、同じことを質問されたジダン監督はこう返答している。

「私がバルセロナを指揮することはない。これで明日の見出しは決まったかな」

「いずれにしても、ラウルのマドリディスモ(マドリー主義)を疑うことはできない。私は彼がここに戻ってくることを歓迎する。ここはラウルの家だし、彼はこのクラブの象徴的存在だ。ラウルはいつかマドリーの監督になる? そうかもね。彼はフットボールという病に冒された人間だ」

 一方で、ピケの「僕がマドリーで働くことはない。あのクラブが伝えているものは好きじゃない。あそこの貴賓席では色々な裏工作が行なわれている」との発言について意見を求められると、次のように返した。

「その議論に首を突っ込みたくはない。それぞれが好きなように意見を言えるが、私から言えるのはこのクラブがとても偉大で、誠実であるということだけだ。これで、このテーマは終わりにしよう。いつも同じようなことばかり口にしているが、どうか許してほしい」


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