beacon

ダービー&バイエルン戦に向けて…“BBC”温存のレアル、前半だけで5点生まれた乱打戦制す

このエントリーをはてなブックマークに追加

主力温存も勝ち点3を積み上げたレアル・マドリー

[4.5 リーガ・エスパニョーラ第30節 レガネス2-4R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第30節2日目が5日に開催され、レアル・マドリーレガネスのホームに乗り込んだ。前半を3-2とリードして折り返したレアルが、後半に1点を加点して4-2の勝利を収め、首位をキープした。

 8日にリーガ第31節アトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービー、12日に欧州CL準々決勝第1戦バイエルン戦を控えるレアルはFWクリスティアーノ・ロナウド、MFガレス・ベイル、MFトニ・クロースらを招集外、FWカリム・ベンゼマ、MFルカ・モドリッチらをベンチスタートさせて、この一戦に臨んだ。

 前半15分に先制したのはアウェーのレアルだった。ハーフウェーライン付近で横パスをカットしたFWマルコ・アセンシオが、自らドリブルで運んでPA内まで持ち込むと、折り返しをMFハメス・ロドリゲスが右足で合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに同18分にはJ・ロドリゲスが蹴り出したCKをニアサイドのDFナチョ・フェルナンデスがすらすと、ファーサイドのFWアルバロ・モラタがヘディングで合わせてゴールを陥れ、一気にリードを2点差に広げた。

 攻撃の手を緩めないレアルは前半23分、MFマテオ・コバチッチのスルーパスからPA内に進入したモラタが右足シュートでネットに突き刺し、スコアは3-0に。しかし同32分、左サイドを駆け上がったDFディエゴ・リコが送ったグラウンダーのクロスの流れからMFガブリエウ・ピレスが押し込んでレガネスが1点を返すと、同35分にはMFアレクサンデル・シマノフスキが蹴り出したCKの流れから最後はFWルシアーノが決めて1点差に詰め寄った。

 3-2とレアルがリードしたまま後半を迎えると、後半4分にJ・ロドリゲスが蹴り出したFKをレガネスDFマルティン・マントバーニが手で押し込んでしまい、オウンゴールでレアルが再びリードを2点差に広げる。その後も両チームともにゴールを脅かす場面を創出したが、スコアは動かずにレアルが4-2の勝利を収めた。


●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集

TOP