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ネイマールはやはりクラシコ欠場か…鍵を握るスペイン・スポーツ裁定審議会も出場認めず?

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 FWネイマールは8日のマラガ戦で、2枚目のイエローカードを受けて退場となった際、第4審判に向かって拍手をする侮辱的な態度を取っていた。同選手はスペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会から合計3試合の出場停止処分を科され、クラシコ出場も不可能に。バルセロナはRFEFの上訴委員会に異議申し立てを行ったものの、それは棄却されている。

 バルセロナに残された道は、スペイン政府のスポーツ裁定審議会(TAD)に上訴を行うことのみとなったが、同クラブはここで奇策を講じる。ネイマールの出場停止処分が保留となるよう、21日のTADの定例会議終了後に上訴を行ったのである。バルセロナはTADが会議で決定を下さない限り、RFEFの出場停止処分は適用されず、保留となると考えたようだ。

 しかしながら、ネイマールの出場停止処分が保留になる可能性は、限りなく低いようだ。

 TADはバルセロナの上訴を受けて緊急の会議を招集しようとしたが、審議会のメンバー2人の所在が分からず、それは断念した模様。しかしスペイン『カデナ・セール』によれば、TADはバルセロナに対して、RFEFの出場停止処分は現在も有効であり、ネイマールがクラシコでプレーできない旨を伝えたという。

 もしバルセロナが、RFEFの出場停止処分に反してネイマールをクラシコで起用した場合、自動的にレアル・マドリーの勝利が決定する。

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