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シティが前半2発で逃げ切る…レスターは岡崎の追撃弾もマフレズが“二度蹴り”で痛恨のPK失敗

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今季3点目を決めた岡崎慎司

[5.13 プレミアリーグ第37節 マンチェスター・C 2-1 レスター・シティ]

 プレミアリーグは13日、第37節を行った。FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは敵地でマンチェスター・シティと対戦し、1-2で敗れた。3試合連続で先発出場となった岡崎は、前半42分に今季リーグ戦3点目を決め、後半28分までプレーしたが、チームの勝利には結びつかなかった。

 前節ワトフォード戦の勝利で残留を決めたレスターは、メンバーを2人変更。太腿の負傷によりMFダニー・ドリンクウォーター、DFロベルト・フートが欠場し、MFアンディ・キングとDFベン・チルウェルが先発で起用された。一方、4位シティは前節クリスタル・パレス戦と同じ11人で試合に臨んだ。

 トップ4入りへ負けが許されないシティは立ち上がりから果敢に昨季王者のゴールに迫る。前半4分、MFレロイ・サネの左CKからMFフェルナンジーニョがヘディングシュートを叩きつけるがゴール左に外れる。29分には、MFヤヤ・トゥレのロングフィードを受けたサネがPA左からクロスを入れ、MFダビド・シルバが左足で合わせてゴールネットを揺らす。MFラヒーム・スターリングがオフサイドのように見え、レスターの選手たちが抗議したが、得点は認められた。

 さらにたたみかけるシティは前半35分、シルバとのパス交換からPA左に侵入したサネがDFヨアン・ベナルアンに倒され、PKを獲得する。これをFWガブリエル・ジェズスが冷静にゴール左に沈め、2-0とする。しかしレスターも反撃。42分、MFリヤド・マフレズが左に展開し、MFマーク・オルブライトンがクロスを入れる。スピードのあるクロスだったが、岡崎が左足ボレーで合わせ、前半のうちに1点を返した。

 後半もシティが優勢に進める。トゥレやサネ、スターリングがシュートを浴びせていくが、なかなか追加点を挙げられないでいると、レスターに決定機。31分、ドリブルで仕掛けたマフレズがPA内でDFガエル・クリシーに倒され、PKを獲得する。同点かと思われたが、キッカーのマフレズが軸足を滑らせ、まさかの“二度蹴り”。レスターは絶好のチャンスを逃した。

 シティは後半33分、スターリングに代えてFWセルヒオ・アグエロ、37分にはMFケビン・デ・ブライネを下げてDFパブロ・サバレタを入れる。対するレスターは終盤に猛攻を仕掛けるが、最後までスコアは動かず1-2でタイムアップ。レスターは岡崎の追撃弾も実らず、3試合ぶりの黒星を喫した。シティは2連勝でトップ4フィニッシュに望みをつないだ。


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