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カシージャス、古巣レアルを応援も「ブッフォンはCL王者に相応しい」

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良きライバルであり、友人のイケル・カシージャスジャンルイジ・ブッフォン

 ポルトの元スペイン代表GKイケル・カシージャス(36)が、友人であるユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(39)について語った。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディアが報じた。

 今季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝は、ユベントスレアル・マドリーに決まり、世界中のサッカーファンがその日を楽しみに待っている。もちろん、カシージャスもその一人だ。しかし、少々複雑な思いもあるようだ。古巣レアルの相手、ユベントスの守護神とは良きライバルであり、友人だからだ。

「もし対戦相手がレアル・マドリーじゃなかったなら、心からブッフォンにCLで優勝してもらいたいと思っているよ」と語るカシージャス。「ブッフォンはCL王者に相応しい。もちろん僕はマドリディスタだ。でも彼の旅はCLのタイトルなしで終わるべきではない。彼は素晴らしいシーズンを過ごし、決勝の舞台に戻ってきた。ほとんどのタイトルを勝ち取った。だけど、CLのタイトルだけが欠けている。それが彼に重くのし掛かっているだろう」と友人を思いやった。

 また、決勝戦の行方についてカシージャスは、「ユベントスのゴンサロ・イグアイン、マリオ・マンジュキッチ、パウロ・ディバラは危険なアタッカーだ。マドリーも攻撃陣にクリスティアーノ・ロナウドを擁するが、守備は完璧だとは思わない。ユーベは守備もコンパクトだ。フィフティ、フィフティかな」と、どちらにも可能性があるとした。

 もし、ユベントスが優勝すれば、ブッフォンにバロンドールを、という意見も多い。「僕が14歳の時にブッフォンは17歳でキャリアを始めた。少し年上だった彼が、既にパルマのようなレベルのクラブでプレーしていたことは驚きだったよ。僕は彼のキャリアに嫉妬した。僕がマドリーでレギュラーとなった2001年に彼はユーベに移籍したんだ。そして僕たちは一緒に戦い続けた。彼はバロンドールに値する選手だ。だけど我々キーパーには難しいだろうね」と唇をかんだ。


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