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香川真司との契約延長が“最優先事項”…ドルトムントSD「より長期にわたって残ることを希望」

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クラブ側はMF香川真司との契約延長を希望

 ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は、日本代表MF香川真司との契約を更新する考えをあらためて強調した。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。

 先月27日にはDFBポカールのファイナルでフランクフルトを下し、5年ぶりに主要タイトルを手にしたドルトムント。その後には監督交代、そして以前に発表されたDFエメル・トプラク、MFマフムド・ダフードに続き、DFダン・アクセル・ザガドゥー、FWマクシミリアン・フィリップといった新戦力の確保を発表している。

 現段階ではドルトムントのトップチームには30選手が所属するため、数選手はレンタルや完全移籍でチームを離れることになる見込みだ。ツォルクSDはフィリップの獲得が発表される数日前に、DFフェリックス・パスラックがシュツットガルトに貸し出される可能性について、明言しなかった。しかし、「29人は我々にとって少々多すぎる」と認めていたところだ。

 だが『キッカー』によれば、それでも2018年までの契約となっている香川との契約延長は、ツォルクSDにとって今後に向けた“最優先事項”だという。同誌に対し、ポカール決勝直後に香川の代理人を務めるトーマス・クロート氏との最初の話し合いが行われたと明かす同SDは「シンジがより長期にわたって、我々の下に残ってくれることを望み続けている」と強調した。

 香川との契約延長に向けた交渉が開始された時点では、まだ監督人事が決定していなかったドルトムント。しかし「香川と今後日本語で話すこともできる」と語ったピーター・ボス氏がトーマス・トゥヘル監督の後任を務めることが発表され、香川にとっても新契約に向けた判断材料が揃うことになったかもしれない。


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