マンチェスター・シティFWノリートは、リーガ・エスパニョーラへの復帰を希望している。複数クラブが獲得レースを繰り広げることになりそうだ。

　昨夏セルタからシティに移籍したノリートだが、今季中盤からジョゼップ・グアルディオラ監督の構想外となった。プレミアリーグ第19節リバプール戦以降は先発出場が一度もなく、不完全燃焼のままシーズンを終えた。

　ノリートはすでに今夏の移籍希望を表明している。しかしシティはノリート獲得に1800万ユーロ(約22億円)の移籍金を支払った。セルタ、セビージャ、ビジャレアルが同選手を狙っているが、シティにスペイン人FWを安売りするつもりはない。

　現時点でポールポジションに立っているのは、セルタだ。ノリートはセルタのアントニオ・チャベスGD(ゼネラルディレクター)と頻繁に連絡を取り合い、状況を確認し合っているようだ。セルタは来季に向けてフアン・カルロス・ウンスエ氏を招へい。新監督の存在もノリートのプラスになるといわれている。

　ノリートはリーガ復帰に際して、減俸を覚悟しているという。2018年にはロシアW杯が控えており、出場機会増加を望む同選手はプレータイムを確保できる環境を優先的に考えている。

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