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トッティ、友人がローマ監督就任でフロント入りの追い風に?モンチとも面談へ

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笑顔を見せるフランチェスコ・トッティ

 ローマフランチェスコ・トッティは今週、モンチSD(スポーツディレクター)ら幹部と面談を行い、今後の去就について話し合うことになると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が11日、報じている。

 トッティは5月28日のジェノア戦をもって、ローマでの現役生活を終えた。今後はローマの役員として、6年間の契約を全うすることになるが、トッティ本人にはまだ迷いがあるようだ。トッティはバカンスに出発する前に、モンチSDら幹部と顔を合わせ、今後の去就について考えを明らかにするとみられる。

 13日もしくは14日には、エウゼビオ・ディ・フランチェスコの指揮官就任も発表予定となっており、ローマにとっては注目の1週間となる。また、ディ・フランチェスコは1997から2001年にかけてローマでプレーした経験があり、トッティの元同僚であり友人だ。確執が報じられてきた現インテルのルチアーノ・スパレッティ指揮下とは状況が一転し、ディ・フランチェスコの監督就任が正式決定すれば、トッティのフロント入りも容易となる可能性がある。ただ、トッティは世界中を巡りスポンサーを募ったり、テープカットをしたりといった親善大使のような存在ではなく、チームのそばで活動できる役職を希望しているとされている。

 これまで元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ率いるアメリカのNASLマイアミFCへの移籍の可能性も報じられたが、現段階において、トッティのイタリア国外への移籍は非現実的となっている。来週、トッティがバカンスへと旅立つ前にどんな交渉が行われるのか、今後の動向は注目されるところだ。


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