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久保建英も他人事じゃない?バルサでプレー再開の韓国人FWが“不合格通知”か

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バルセロナの下部組織でプレーしてきたFWイ・スンウ

 バルセロナのフベニールA(U-19)に所属するFWイ・スンウ(19)は、バルセロナB昇格することなくクラブを去るかもしれない。韓国『朝鮮日報』が『ムンド・デポルティボ』などスペインメディアの情報を基に伝えている。

 記事によると、イ・スンウは母国で開催されたU-20W杯に参加する前、クラブからバルセロナB昇格の不可通知を受けていた模様。グループリーグ第1節のギニア戦で1ゴール1アシスト、第2節アルゼンチン戦でも1ゴールを記録するなど、強いインパクトを残した“韓国のメッシ”だが、傷心の状態でのプレーを余儀なくされていたようだ。

 韓国『朝鮮日報』では、バルセロナの外国人選手獲得違反による制裁でイ・スンウが国際サッカー連盟(FIFA)から公式戦出場禁止の処分を受けたことがキャリアに影を落としたと指摘している。2016年1月6日に処分期間が終わり、バルセロナでのプレーを再開させたものの、首脳陣から出場停止前までのような高い評価を得ることはできなかったという。

 一方、イ・スンウと同様にバルセロナで公式戦出場停止処分が続いたFW久保建英(16)は2015年に帰国し、FC東京U-15むさしに加入。日本でも順調に才能を伸ばすと、U-20W杯のメンバーに飛び級で招集され、イ・スンウと同じ世界の大舞台を経験した。久保に関してはバルセロナがその動向を今も追いかけ、いずれは連れ戻そうとしているとたびたび報じられているが、仮に出戻りとなった場合、バルセロナでの“空白期間”が影響することはあるのだろうか。

 なお、去就が注目されるイ・スンウは、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントやDF内田篤人所属のシャルケなどへの移籍が報じられている。

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