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武藤嘉紀所属マインツが元ドイツ代表GKアドラーを獲得…新守護神は2年契約で加入

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 FW武藤嘉紀が所属するマインツは22日、ハンブルガーSVを退団した元ドイツ代表GKレネ・アドラー(32)をフリーで獲得したことを発表した。1番手の守護神と見られる同GKとの契約は2019年までとなっている。

 2016-17シーズンは、昨夏に加入したデンマーク人GKヨナス・レッスルや元U-21ドイツ代表GKヤニック・フートがゴールマウスに立ったマインツだが、クラブは彼らのパフォーマンスに満足していないことが伝えられてきた。そこで、新シーズンに向けての補強が予想され、レバークーゼンやHSVで公式戦合計302試合の出場歴を持つベテランGKの獲得に乗り出したとのこと。

 マインツのルーベン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)が「ここ10年間でブンデスリーガで最も偉大な人格者の1人であることを示してきた」と歓迎するアドラーはマインツに加わることについて「正しい時における正しいステップ」とコメント。「このクラブの落ち着いた(サッカーに)集中できる雰囲気は僕に合っており、スポーツの面においてもエキサイティングなことが起き得ることを感じ取れる」と新クラブについて語った。

 なおドイツメディアではドイツ代表で13キャップを記録したアドラーのマインツ行きは今夏の移籍市場におけるサプライズとして伝えられている。『ビルト』によれば、HSVとの契約延長を断っていたアドラーは同クラブで275万ユーロ(約3億4000万円)の年俸を受けていたが、クラブの規模が小さいマインツではその額は150万ユーロ(約1億9000万円)程度だという。

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