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バルサ、セバジョス獲りの“本気度”は…ベッラッティ獲得難航で関心を強める

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注目を一心に浴びるMFダニ・セバジョス

 バルセロナは、今夏の移籍市場でベティスに所属するU-21スペイン代表MFダニ・セバジョス獲得を望んでいる。その“本気度”とは、どれほどのものなのだろうか。

 この夏に行われたU-21欧州選手権で異彩を放ったセバジョスに対しては、バルセロナやレアル・マドリーが関心を寄せている。契約解除金は1500万ユーロ(約19億円)に設定されており、移籍金が高額ではないこともビッグクラブの興味を刺激しているようだ。

 だがバルセロナの中盤補強に対する切迫感はレアル以上だろう。レアルはMFカゼミーロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、マテオ・コバチッチ、ハメス・ロドリゲス、マルコ・アセンシオ、イスコらを擁し、バックアッパーも含めて豊富な戦力を有している。

 一方でバルセロナはMFセルヒオ・ブスケツ、イバン・ラキティッチ、アンドレス・イニエスタ、アンドレ・ゴメス、デニス・スアレス、アルダ・トゥラン、ラフィーニャが中盤の3枠を争う。昨年夏に加入したA・ゴメス、同時期に古巣復帰を果たしたD・スアレスは2016-17シーズンにチームにフィットしきれなかった。イニエスタは33歳となり、以前の輝きを失いつつある。ラフィーニャは相次ぐ負傷に苦しみ、アルダは前所属アトレティコ・マドリーで見せたようなパフォーマンスを披露できていない。

 またバルセロナはパリSGのMFマルコ・ベッラッティ獲得が暗礁に乗り上げつつある。これにより、セバジョスへの関心を強めているのかもしれない。

 バルセロナはセバジョスに対して4年契約+1年延長オプション付きのオファーを提示しているとされる。セバジョスはベティスと会合を行った4日に今後2週間以内に決断を下すと宣言している。

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