バルセロナは、広州恒大に所属するブラジル代表MFパウリーニョ獲得に本格的に取り掛かっているようだ。

　今夏中盤の補強を目指しているバルセロナは、パウリーニョへの関心が取りざたされてきた。先日には、2000万ユーロ(約26億円)の第一オファーを出したことが報じられた。

　2020年まで広州恒大との契約を残すブラジル代表MFの契約解除金は4000万ユーロといわれている。そのため、広州恒大はバルセロナの第一オファーを突っぱねている。

　バルセロナに契約解除金を全額支払う考えはない。だがエルネスト・バルベルデ新監督はクラブ幹部にパウリーニョ獲得に「ゴーサイン」を出した様子。中国の移籍市場が閉まる14日まで、獲得に全力を注ぐ構えだ。

　ブラジル『UOL』によれば、バルセロナは広州恒大に移籍金2700万ユーロ(約35億円)の第二オファーを出したが、広州恒大が首を横に振ったという。残り2日、バルセロナは広州恒大の納得する移籍金を提示できるだろうか。

---

●欧州移籍情報2017-18
●リーガ・エスパニョーラ2017-18特集