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ルカク、自身への人種差別チャントに訴え「互いをリスペクトしよう」

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人種差別的なチャントを受けたFWロメル・ルカクは撲滅を訴えた

 マンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクが自身に対する人種差別的なチャントについて、「ともに乗り越えていくべき」だと訴えた。『BBC』が報じている。

 12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のバーゼル戦(3-0)で、本拠地の一部サポーターが歌ったチャントが、黒人の男性器のサイズに関する「不快で差別的な」歌詞を含むものだったという。このチャントは17日の第5節エバートン戦(4-0)でも歌われ、ルカクはいずれの試合でもゴールを決めている。

 サッカー界の反差別団体である「キック・イット・アウト」がユナイテッドのチャントを取り上げ、「攻撃的で差別的な要素がある」と勧告していた。

 ルカクはこの一件を受け、ユナイテッドの公式ツイッター(@Manchester United)でコメント。「ユナイテッドに来てからずっとすばらしいサポートを受けてきた」と感謝の意を示した上で、「これまでそういうチャントは問題なかったんだろう。だけど僕らはともに乗り越えていくべきだ」と人種差別撲滅を訴え、ツイートの最後には「互いをリスペクトしよう」というハッシュタグにメッセージを込めている。

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