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エトーとロナウジーニョが一触即発か

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 日刊スポーツは15日、11日に行われたスペイン1部リーグ第22節のバルセロナ-ラシン戦で、試合出場を拒否して問題となったバルセロナ所属カメルーン代表FWサミュエル・エトー(25)が、今度はブラジル代表FWロナウジーニョ(26)を批判したと報じている。
 同紙によると、ロナウジーニョが「チームのことを考えろ」と出場拒否をしたエトーに向けて発言。それに激怒したエトーが、チーム内がラポルタ会長派と、ロナウジーニョを中心としたロセル元副会長派に分かれていると暴露し「チームのことを考えなければいけないのは彼の方。本当に不快だ」とやり返したという。
 一方でスポーツニッポンは一連の問題が14日に収束したと報じている。
 同紙によると、主将のDFカルレス・プジョル(28)が練習前、MFシャビとともに、エトー、ロナウジーニョの4人で話し、和解したとのこと。エトーとロナウジーニョは練習中に抱擁して仲直りをアピールしたという。
 また、エトーは13日午後「試合後の会見でプレーを拒んだと話した人は悪いヤツなんだ」とフランク・ライカールト監督(44)を批判したが、同日のラジオ番組に出演した際にこの発言を撤回したとのこと。
 バルセロナは17日にはアウェーでスペイン1部リーグ第23節のバレンシア戦、21日にはホームで欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のリバプール戦と立て続けに大一番が控えており、内紛の影響が懸念される。
(文 宝田雅樹)

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