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ベンゲル、宿敵からのオファーがあったことを明かす

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退任を発表したアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任するチャンスがあったが断っていたことを告白した。

 先日、アーセナルからの退任を発表したベンゲル監督は、2000年代初頭にアレックス・ファーガソン氏の後任としてユナイテッドを指揮する打診を受けていたようだ。しかし、そのオファーを断り、ロンドンの名門で22年もの長期政権を築き上げた同指揮官は、チャンスを逃したことに後悔はないと明かしている。

「アーセナルは私の人生そのものだから、ここに残るために多くの、多くのクラブからの打診を断ってきた。しかし、これらのオファーを受けなかったことに後悔はまったくない。確かに(ユナイテッド元会長の)マーティン・エドワーズと会談したが、私はいつもこのクラブに忠誠を誓ってきた」

 また、29日にアーセナル指揮官として最後のオールド・トラフォードでの試合を迎えるベンゲル監督は、敵チームからどのように歓迎されるかわからないと話した。

「我々は22年間最高の戦いを繰り広げてきて、(オールド・トラフォード)ではいつも素晴らしい歓迎を受けたきた。日曜日にどのように歓迎されるかわからないが、我々は勝利することだけに集中したい」

 さらに、先の会見で数々の罵り合いを演じてきたジョゼ・モウリーニョ監督がネガティブなエピソードを後悔していると話したことについて、ベンゲル監督は「それは人それぞれの受け取り方次第だ。もちろん私は彼のことを尊敬しているし、彼は素晴らしい監督だから平和的に彼との試合に臨みたい」とコメントを残している。

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