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イニエスタがバルサに最後のお願い?「彼が去れば大きな損失になる」

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アンドレス・イニエスタがバルセロナにセルヒオ・ブスケツと新契約締結をすすめた

 バルセロナを今季限りで退団するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が、クラブに同代表MFセルヒオ・ブスケツ(29)を手放せば、クラブにとって大きな損失になると警告している。『ESPN』が報じた。

 ユース育ちのブスケツはボールコントロール、フィジカルを生かしたキープ力、ポジショニングに優れるなど世界最高のボランチといえる存在。2016年9月に2021年6月末まで契約を延長したが、現在の給与に満足しておらず、退団の可能性が浮上している。

 この状況を受けてイニエスタは、「もし、ブスケツがバルセロナから去ったら、それはクラブにとって大きなミスになるだろう。彼が選手としてクラブにもたらしているものを考えればね。だけど、そういう未来にはならないと思っている。だって彼はチームにとって本当に重要な選手だし、まだあと何年もトップレベルで活躍できるから」とコメント。ブスケツの退団はないと予想するが、クラブに契約改善を提案した。

 過去にブスケツは、バルセロナを離れるとしたら理由は2つだと語っていた。1つはパートナーであるエレナ・ガレラ、もう一つはジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティからのオファーだ。他にチェルシーやパリSGなども興味をもっているが、バルセロナは移籍金として2億ユーロ(約261億7000万円)を要求すると報じられている。

「ブスケツに関してどういう状況にあるのか、個人レベルではわからない。だけど、クラブとしては彼の将来が不安視されるような状況は防ぐべきだと思う」と、イニエスタは一日も早い鎮静化を求めた。

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