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マルディーニ氏、まずはCL復帰を望む「ミランがユベントスの対抗馬になれる日は遠い」

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ミランで幹部を務めるパオロ・マルディーニ

 ミランで幹部を務めるパオロ・マルディーニ氏は、16日のカリアリ戦(1-1)の終了後、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた。マルディーニ氏は、ミランがトップレベルへ追いつくまでの道のりはまだ長いと主張している。

 ミランは今季、ジェノアとの開幕戦が延期となったため、これまで3試合を終えて1勝1敗1分の成績となっている。マルディーニ氏は現在のミランについて、指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾと同じく、選手のメンタリティの成長が必要であると考えている。

「私もガットゥーゾ監督の言葉に賛同する。メンタリティの成長が必要だ。また直近の2シーズンは、(リーグ戦)6位の成績だったことを忘れがちだ。したがって道のりは非常に長いだろう。だがプロジェクトは真剣なものであり、このチームを最高レベルまで引き上げたいと考えている」

「若い選手たちが在籍しているが、そのうちの何人かは自分たちの実力をまだ信じ切れていない。我々幹部が手助けをし、選手たちが自身を信じられるように上手く誘導していきたい」

 マルディーニ氏は、これまで7年連続優勝を果たし、セリエAで絶対的な実力を保持するユベントスとスクデットを競うためには、まだまだ時間がかかると指摘している。現段階での目標は、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で健闘し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場を目指すことであることを明かした。

「ユベントスの対抗馬に?そこに至るには、非常に遠い。我々の目標はCLへ復帰すること。そしてELで良い戦いをすることだ。経験値が足りない若手選手ができるだけ早く経験を積めるようにしていかなければならない。中には才能がまだ開花しておらず、自分の潜在能力を把握できていない者もいる。私とレオナルドで若手選手の指導に重点を置いていきたい。(今季は)幸運なことに他のチームがつまづいているので、我々の助けになっている」

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