beacon

バルダーノ氏、S・ラモスの強心臓を称賛「彼は絶滅危惧種。まるで自分がフットボールを発明したようだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルダーノ氏がDFセルヒオ・ラモスを称賛

 元アルゼンチン代表FWで、レアル・マドリーに選手・幹部として在籍したホルヘ・バルダーノ氏が、DFセルヒオ・ラモスの度胸を称賛している。

 常に前向きで、リーダーシップを発揮し、その一方で自分を正当化し過ぎると批判を浴びるS・ラモス。バルダーノ氏は賛否両論でもある同選手の振る舞いを称賛する。

 バルダーノ氏はスペイン『エル・パイス』のコラムで、レアルのキャプテンについて次のような見解を述べた。

「私はアルゼンチン代表選手としてボゴタで合宿していた。ホテルのロビーで、私は友人と話に花を咲かせてたいたが、階段を見やった友人が急にだまりこくった。『ダニエルを見てみろよ』、彼は私にそう言った。『彼みたいに階段を降りる人はいないぜ』。世界王者となったアルゼンチンの第一キャプテン、ダニエル・パサレラは、マフィアの組長としての権限を終えようとしていた。ああしたタイプの選手はもうわずかしか残っていないし、セルヒオ・ラモスのような選手などどこにもない」

「セルヒオは、まるでレアル・マドリーが自分に属しているかのようにロッカールームに入り、まるで自分がフットボールを発明したかのようにピッチに立つ。クラブは彼の過剰な仕切りを、ライバルは彼が過剰な打撃を加えることを非難する。しかし、普通の選手ならばその身を隠そうとするのに、彼はパネンカ(チップキックによるPK)でもって世界中に立ち向かう。セルヒオは、まるで神話上の動物であるかのようなリーダーが、まだ存在していることを訴えかけてくるのだ」

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP