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元ミランCEOが明かす当時14歳のドンナルンマ争奪戦「インテル移籍寸前だったが…」

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争奪戦があったというミランGKジャンルイジ・ドンナルンマ

 ミランに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマについて、元CEOのアドリアーノ・ガリアーニ氏が裏話を明かした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が25日、伝えている。

 若くしてミランの守護神を務め、イタリア代表ではGKジャンルイジ・ブッフォンの後継者とされるドンナルンマは25日、20歳の誕生日を迎えた。2017年まで長年にわたってミランの幹部を務めてきたガリアーニ氏が、2013年に当時14歳のドンナルンマをクラブ・ナポリから獲得したときの舞台裏を明かした。当初はインテル入りの話が先行していたが、兄アントニオが下部組織から所属したミランが獲得に乗り出したことでドンナルンマの運命が変わった。

「ファンは彼を発見した(スカウティング責任者だった)マウロ・ビアンケッシに感謝するべきだ。私は訪ねてきた彼に説得されたんだ。このときドンナルンマはインテル移籍がすぐ目の前にまで迫っていて、あと1歩すら残されていない状況だった。ビアンケッシと一緒に彼の家に出向き、インテルから奪い取ることに成功したんだ」

 またクラブ・ナポリのチーロ・アモーレ会長も、『Ilmilanista.it』のインタビューにおいて、当時の状況を振り返っている。

「ドンナルンマは他の子たちと変わらない普通の子だった。唯一、違ったのはサッカーの才能だった。育ちの良い謙虚な子で、小さい頃からユヴェントスやナポリなど多くのクラブが追っていた。だがこれらのクラブが噂話にとどめていた中、ミランはすぐに行動した。本格的な交渉はインテルと進んでいて、契約を含めてほぼ決まりかけていた。それからミランが参入してすべてが変わったんだ」

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