元日本代表MF長谷部誠が、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を熱望していることを明かした。

　ドイツメディア『キッカー』は4日、長谷部の言葉を掲載。“フランクフルトは次節、ゲルゼンキルヒェンでの戦い(シャルケ戦)が控えており、リーグ上位フィニッシュに向けて落とせない一戦となる”と報じ、長谷部の言葉を伝えた。

「僕らは3位フィニッシュができるかもしれない。謙虚な姿勢を保ちつつ、集中して一つひとつの試合を戦う必要がある」

　先日行われたDFBポカール準々決勝シャルケvsブレーメン(0-2)をテレビ観戦した長谷部は「(シャルケ戦は)大きなチャンスになる。ピッチ上で100%の力を出せたら、きっと勝てるはず」と次戦への意気込みを示している。

　記事では“フランクフルトには、主力が欠場しても同等のクオリティを備えた代役がいる”と伝え、現在勝ち点49でリーグ4位につけているフランクフルト躍進の要因を強調した。

　長谷部は「アイントアラハトで再びチャンピオンズリーグに出場したい」と、大舞台が目標であることも口にしている。“ヴォルフスブルク時代の09-10シーズンにマンチェスター・ユナイテッド、CSKAモスクワ、ベシクタシュとグループで戦い、当時長谷部は中盤の選手としてピッチに立った。だがこの元日本代表は現在リベロとしての役割を担っている”と紹介。自身10年ぶりのCL出場に向けて、長谷部は並々ならぬ意気込みを示している。

　フランクフルトは次節、アウェーのシャルケ戦に挑む。果たしてこの試合で勝ち点3をつかみ、3位フィニッシュに向けて弾みを付けることができるのだろうか。

　シャルケvsフランクフルトの一戦は日本時間6日22時30分キックオフとなる。

---

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2018-19特集