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浅野拓磨、ハノーファーへのレンタルの終了が決定か…ボルフスブルク戦でメンバー外に

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FW浅野拓磨のレンタル終了が決定か

 ハノーファーは6日に行われるブンデスリーガ第28節でボルフスブルクとアウェーで対戦。日本代表FW浅野拓磨はこの一戦に向けた招集メンバーに含まれず、今後同クラブでの公式戦で起用されないことがほぼ確実となった。

 昨季終了時点で所属元アーセナルからシュツットガルトへのレンタルが終了した浅野は、昨夏に1年間の期限付きでハノーファーに加入。残留争いに巻き込まれ、現在最下位に沈むチームで、筋肉系の負傷を繰り返したことも影響して結果を残せていなかった。そして、次の公式戦出場で完全移籍での買い取り義務が発生すると報じられていた浅野だが、クラブは同選手をアーセナルと合意した条件では残さない決断を下した。

『キッカー』の先日の報道によれば、ハノーファーはアーセナルと、出場分数、ゴールやアシスト数によって、350万ユーロ(約4億4000万円)の買い取り義務が発生するレンタル契約で合意していたという。また『シュポルトバザー』の新たな報道では、ホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)がアーセナルと再交渉を行い、「100万ユーロ(約1億2500万円)を大きく超える価格」での買い取りで合意に至っていたと伝えられていた。

 しかし、クラブのマルティン・キンド会長は浅野の完全移籍での獲得を望んでおらず、トーマス・ドル監督に書面で「起用禁止令」を通達したとのこと。さらにその決断を伝えたアーセナルの怒りを買ったとも報じられていたところだ。同選手と2020年までの契約を結んでいるアーセナルだが、契約を延長しなければ、契約最終年に入る選手をレンタルに送り出すことは規定上許されないうえ、イギリス国内では労働許可が下りない可能性が高い。

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