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昨季引退のバルザーリ氏がスタッフとしてユーベ復帰へ…負傷キエッリーニの穴埋めも

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アンドレア・バルザーリ氏がスタッフとしてユーベに復帰

 昨シーズン限りでユベントスを退団した元イタリア代表DFのアンドレア・バルザーリ氏がスタッフとしてチームに復帰する見込みだと、イタリア紙『トゥット・スポルト』が8日に報じている。

 38歳のバルザーリ氏は、ユベントスでセリエA8連覇を達成した昨シーズン限りでの現役引退を決断。今夏からチームの指揮を執る新指揮官マウリツィオ・サッリからスタッフとしてチームに復帰するよう誘いを受けたという。バルザーリ氏は当初、ユーベ新指揮官のオファーに断りを入れていたが、フィレンツェのコベルチャーノで行われた指導者講習を受講し、代表戦明けにもチームに加わる見込みとなったようだ。

 ユベントスでは、35歳の主将DFジョルジョ・キエッリーニが8月31日のナポリ戦へ向けたトレーニング中に右ひざ前十字靭帯を損傷。復帰までに半年以上を要する重傷との診断を受けており、セリエA9連覇、1995-96シーズン以来のチャンピオンズリーグ制覇を目標に掲げるイタリア王者にとって、大きな痛手となった。

 センターバックのポジションにおいて、バルザーリ氏やキエッリーニとともに“BBC”と呼ばれる3バックを組んで高い評価を受けてきたDFレオナルド・ボヌッチを除き、残りのメンバーは25歳のDFダニエレ・ルガーニ、新加入の20歳DFマタイス・デ・リフト、21歳のDFメリフ・デミラルと若く経験不足は否めない。そんな中、経験豊かなバルザーリ氏がコーチとしてのユベントスに復帰することにより、サッリの助けとなることが期待される。正式発表は代表戦によるリーグ戦中断期間明けとなるとみられるが、今後の動向は注目されるところだ。

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