beacon

古巣レスターサポに愛される岡崎慎司…“幻の”マラガユニを購入した英国人親子とのSNSが話題に

このエントリーをはてなブックマークに追加

 岡崎慎司が古巣であるレスター・シティサポーターの親子に対してSNSでメッセージを発した行動が、スペインで注目を集めている。

『Malaga Hoy』や『theolivepress』など、複数のスペイン・マラガメディアはレスター在住のイギリス人、サイモン・ウィルソン氏のツイートを大きく取り上げている。

 レスターサポーターであるサイモン・ウィルソン氏は、9月24日に6歳となる愛息ジョセフ君の誕生日プレゼントとして、8月中に「OKAZAKI 23」とプリントされたマラガのユニフォームを注文していた。

 しかし、今夏レスターを去りマラガに加わった岡崎だったが、周知のとおりリーグの定める年俸額をクラブがオーバーしていたことから、規定により選手登録されず。結果として9月2日に岡崎はマラガとの契約を解除し、その2日後に同じくリーガ2部ウエスカへと正式加入する運びとなった。

 そして迎えた現地時間24日、ウィルソン氏は岡崎のネームと「23」がプリントされたマラガユニフォームを着た愛息の写真をSNSに投稿。「今日はジョセフの誕生日!残念ながら岡崎がマラガと契約解除する前に、ユニフォームを注文してしまったんだ。でも彼はこのウェアがまだ大好きみたいだよ!」とメッセージを添えている。

 そして同24日、カラバオカップ3回戦のルートン・タウンvsレスターで、ウィルソン親子は試合をルートンで現地観戦。ジョセフ君はレスターサポーターの集うスタンドで、マラガのユニフォームを着用して試合を応援していたこともあり、他のレスターサポーターから「それは岡崎の新しいユニフォームか?」と聞かれたという。

 これらのツイートには、岡崎へのリプライが付けられていたこともあり、岡崎本人がこのツイートに反応。「誕生日おめでとう!ジョセフ」とメッセージを送っている。

 ウィルソン氏は「ジョセフの6歳の誕生日は最高のものになった。シンジ、本当にありがとう!そしてレスターは4-0でルートンに勝ったよ!」と岡崎からのリアクションに喜びのコメントを発している。

 さらに、ウィルソン氏のSNSには岡崎だけではなくマラガサポーターからも多数のバースデーメッセージが寄せられることに。この一連の流れはスペインマラガの地元メディアでも大きく取り上げられた。

 15-16シーズンにレスターへ加わった岡崎慎司。初年度からプレミアリーグ優勝を達成したことでチームは“ミラクルレスター”と呼ばれたが、その後レスターが上位に加わることはできず。岡崎も18-19シーズンをもって契約満了となり、レスターから去ることになってしまった。

 その後、レスターサポーターがマラガの岡崎ネーム入りユニフォームを購入するなど、レスターのファンにとってその後も岡崎は愛すべき対象となっている。岡崎はマラガ在籍1カ月ほどで契約解除する形になってしまったが、マラガの岡崎ユニフォームを手に入れたジョセフ君にとって、6歳の誕生日は特別なものとなったようだ。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP