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今夏に宿敵加入のD・ルイス、チェルシー退団理由を明かす「ランパードとの考えの相違」

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今夏、アーセナルに加入したダビド・ルイス

 アーセナルダビド・ルイスが今夏の移籍を振り返り、チェルシーを退団した理由を明かした。

 今夏、主将のローラン・コシールニーが退団したアーセナルは、移籍市場最終日に800万ポンド(約10億円)でルイスを獲得。エデン・アザールが去ったチェルシーでチームの顔としての活躍が期待された同選手の同じくロンドンに本拠地を置くクラブへの移籍は大きな注目を集めた。

 2度にわたるチェルシー在籍期間中にプレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ制覇を成し遂げたルイスは、イギリス『トーク・スポーツ』で今夏の退団について口を開く。「チェルシーのことが好きだったことに間違いはない。でも、新天地での新しいチャレンジの可能性を見据えていた。もちろん、僕はチェルシーのすべての人、そしてこれからも続くこのフレンドシップに生涯感謝する」と前置きし、今夏の決断について語った。

「僕とフランク・ランパード、2人だけでの正直な会話を通じて下した個人的な決断だった。僕たちが将来のことで異なる考えを持っていたことが、別の道を進む選択に至った理由だ」

「ライバル関係があるから、この移籍は簡単ではなかった。でも、アーセナルからオファーがある前から、この決断を下していた。チェルシー退団を決めてから数日経って、アーセナルからオファーが来た。彼らも偉大なクラブの1つだから、移籍を考える必要もなかった」

 ルイスはランパード監督との“正直な会話”の内容を明かしてはいないが、若手を積極的に起用する長期的なビジョンでチーム作りに取り組むことが32歳のブラジル代表DFの退団に拍車をかけたとされている。

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