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ブスケツ、セティエン初陣勝利に「良い感覚。ボールロスト直後に前へ走るプレスは中央に人がいれば可能」

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MFセルヒオ・ブスケツが新指揮官の初陣に手応え

 19日のリーガ・エスパニョーラ第20節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのグラナダ戦に1-0で勝利した。MFセルヒオ・ブスケツは、今季最高のポゼッション率、パス本数を記録したキケ・セティエン監督の初陣に良い感触を得ているようだ。

 スペイン代表MFは試合直後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで次のように語っている。

「良い感覚が残っている。僕たちはソリッドなチームだったし、ボールを支配していた。相手のチャンスはほぼ許すことがなかったね。彼らが後方に引いて、苦労を強いられたのは確かだけど、全体的には良い試合を演じられた」

 その一方で、エルネスト・バルベルデ前監督とセティエン監督の比較を求められると、そうすることを嫌っている。

「比較するようなものじゃない。各監督にそれぞれのスタイル、フットボールの見方があるということだ。セティエンの求めることはこれから見られるはずで、僕たちから明かしはない。僕たちはエルネストにも満足していたし、セティエンにも満足している」

 セティエン監督となって見られた明らかな変化は、ボールロスト直後に仕掛けられる前からのプレッシングだ。バルベルデ前監督が率いていた頃には後退を常としていたバルセロナだが、この試合ではボールを奪われたらすぐに奪い返す意図が明確に表れていた。

「中央に選手たちがいるならば、前へと走ってプレッシングを仕掛ける方がいい。僕たちはこの試合で、何度もそうすることができていた」

 ブスケツはまた、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がバルベルデ前監督解任の理由を「推進力が必要」と説明したことについては、「幹部陣がそう思うならば、そうなんだろう。僕たちはその推進力が大きいものになるよう試みるだけだ」と返答。さらに「僕たちは成長を続け、全タイトルを狙いに行く」と野心をたぎらせている。

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