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「聞いたときはショックだった」クロップ、2年間CL出場停止のマンCに同情

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ユルゲン・クロップ監督がジョゼップ・グアルディオラ監督らマンチェスター・シティに同情

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、欧州サッカー連盟(UEFA)から処分を受けたマンチェスター・シティに同情を示した。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 2012~16年にかけてスポンサー収入を水増ししていたことが判明したシティ。UEFAはファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)に抵触したとして、来季から2シーズンにわたるUEFA主催大会への出場禁止と、罰金3000万ユーロ(約36億円)の処分を科した。シティはこの裁定を不服とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することを表明している。

 複数の英メディアは、プレミアリーグも財務規定違反で調査を行っていると報道。違反が確定すれば、勝ち点剥奪の処分が科される可能性が高く、最悪の場合は4部への降格処分の可能性もあるという。これにより、ジョゼップ・グアルディオラ監督や主力選手の流出なども懸念されている。

 この報道を受けて、現在プレミアリーグで2位シティと勝ち点25差で首位に立つリバプールのクロップ監督は「これを聞いたときはショックだった」とコメント。「どうして起きたのか分からない。ただ、サッカーのコーチとして言えることは、ジョゼップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・シティは、センセーショナルなサッカーをしているということ」と、同業者としてその心情を慮った。

「正直なところ、ペップと選手たちに同情している。彼らはただサッカーをしていただけだ。センセーショナルなプレーをね。ペップは指揮を執ったリーグのフットボールを向上させてきた」

 今後、どういった形でシティへの処分が決定するのか。そしてプレミアリーグも処分を科すのか。その動向に注目が集まる。

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