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バルセロナがデンマーク代表FWを緊急補強! “スペイン独自ルール”を活用

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バルセロナに加入したFWマルティン・ブライトバイテ

 バルセロナは20日、レガネスからデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテを獲得したと発表した。主力攻撃陣が次々と離脱したため、特例により実現した緊急補強。背番号はベティスに期限付き移籍中のMFカルレス・アレニャが着けていた『19』に決まった。

 バルセロナは今季、エースのFWルイス・スアレスとサイドアタッカーのFWウスマン・デンベレが長期離脱中。すでに移籍ウインドーは閉じているが、スペインサッカー連盟(REFE)が特例での補強を認めた。クラブによると移籍金は1800万ユーロ(約22億円)。バルセロナとは3年半の契約を結び、3億ユーロの契約解除金が設定されている。

 スペイン紙『マルカ』によると、スペインでは選手が6か月以上の長期離脱が決まった場合、新たな選手獲得を申請できる独自レギュレーションがある。今回はデンベレが全治6か月以上と診断されたため、REFEから補強を承認された。他の現地報道によると、DFエセキエル・ガライが負傷したバレンシアもこの制度を活用する見込みだという。

 一方、この独自ルールはスペイン国外に適用されないため、国外クラブの契約選手を獲得することはできない。また獲得した選手を欧州カップ戦で使うこともできない。そのため、バルセロナはブライトバイテを欧州CLメンバーに登録することが不可能となっている。なお国際サッカー連盟(FIFA)は2013年、こうした独自ルールを廃止するよう勧告していた。

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