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中島翔哉、ポルトでのスタートを振り返り「たくさん学べた」…コロナ感染拡大には不安視

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 ポルトの日本代表MF中島翔哉は、ポルトガル紙『O Jogo』のインタビューに応じ、そのなかで自身のチームでの状況や新型コロナウイルス感染拡大による不安などについて語った。

 昨夏にカタールのアル・ドゥハイルからポルトに移籍を果たした中島は、新天地ではシーズン中断まで公式戦28試合(1ゴール)に出場。昨年9月の試合ではセルジオ・コンセイソン監督に試合後、怒鳴られた場面が話題を呼んだが、以降主にベンチスタートながらもコンスタントに起用されている。

「個人的には、新しい現実に適応するまで結構時間がかかってしまったと感じています」と認める本人だが、ようやく新たな環境に馴染んできたという。「シーズンの序盤以来、たくさんのことを学べたと思います。調子が上がり、(チームを)もっと助けるようになれたときにケガしました。今は回復してチームとともに良い時期を迎えると感じていました」と話し、手応えを感じ始めていたようだ。

 ポルトは今月2日に行われたリーガNOS第23節、サンタ・クララとのアウェーマッチに2-0で勝ち、一時は勝ち点7の差で追っていたベンフィカからの首位奪取に成功。それについて中島は「リーグでの復活には驚いていないです」と明かし、「グループの強さを知っていますし信じていますので」とチームの強いメンタルを挙げている。

 また、中島は新型コロナウイルス感染拡大の影響でポルトガルでもシーズンが中断となったことにも言及。「非常に難しいことですね。ポルトガルや日本、カタールでもこのような状況を経験したことがなかったので。小さな娘がいるのでなおさら不安になっています。見えない敵なだけに、誰もが恐怖を感じていてもおかしくないでしょう」と心境を語った。

 ポルトガルでは現地時間25日12時時点で2362人の感染者が確認。シーズンは欧州の各リーグと同じく中断となっている。

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