シントトロイデン(STVV)に所属するスペイン人DFポル・ガルシアが、イタリア『ラディオ・ムジカ・テレビジョン』の番組『Taca La Marca』に出演し、元同僚の日本代表DF冨安健洋などについて語った。

　バルセロナやユベントスの下部組織に所属した経験を持つ25歳のポル・ガルシア。ビチェンツァやラティーナなどセリエBの複数クラブを渡り歩いたのち、2018年夏に舞台をベルギーへと移し、STVVでプレーしている。そんなスペイン人DFは、昨シーズンにSTVVで活躍し、現在はボローニャで注目を集める元同僚の冨安を称賛した。21歳の日本代表には、セリエAの名門ローマやプレミアリーグから関心が寄せられているが、ポル・ガルシアは今後の冨安のステップアップに太鼓判を押した。

「彼は素晴らしい価値を持つ青年だ。シントトロイデンでは出場機会に恵まれて、日本代表への招集も勝ち取った。ボローニャでは、彼の能力を十分に発揮しているね。きっとトップクラブの一員にもなれるはずだよ。将来性が豊かで本当に興味深い若手を確保したボローニャのスカウト陣にも賛辞を贈りたい」

　またスペイン人DFは、インテルからSTVVにレンタル加入中のFWファクンド・コリディオに言及したほか、イタリアでプレーする若手選手について、自身の見解を示した。

「コリディオは素晴らしいクオリティを持つ若手。このままの調子で続けて欲しい。シーズン初めは少し苦労したようだが、その後は自身の能力を開花させた。イタリアにはレベルの高い若手が多いが、若き才能の成長に力を入れているベルギーとは違い、活躍できるチャンスがあまりない。しかし近年は、(フェデリコ)キエーザや(ガエターノ)カストロビッリ、(ニコロ)ザニオーロなどが出てきて、考えが変わりつつある」

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