今シーズン終了後にマンチェスター・シティの退団を予定している元スペイン代表MFダビド・シルバに中東から高額オファーが届いているようだ。英『ミラー』が報じている。

　現在34歳のD・シルバは2010年にバレンシアからシティに加入。10シーズンで400試合以上に出場し、4度のプレミアリーグ制覇、2度のFAカップ優勝など数々のタイトル獲得に貢献してきたが、今季限りでシティを退団することを表明している。

　古巣バレンシアやMLSのクラブがD・シルバ獲得を希望しているが、報道によると、中東からもオファーが届いたようだ。ドーハに拠点を置くカタールのトップチーム・アル・ドゥハイルで、現在ポルトに所属する日本代表MF中島翔哉も昨年在籍したことで知られる。

　アル・ドゥハイルはD・シルバの代理人に対して、いかなるライバルクラブをも凌ぐ金額を提示するつもりだという。

　また、2022年カタールW杯の自国開催が間近に迫る中、カタールとしては国内リーグ戦の知名度、水準をさらに高めたいという意図があり、アル・ドゥハイルもそれを理解した上でのビッグネーム獲り参戦となる。

　一方、ジョゼップ・グアルディオラ監督はD・シルバの穴を埋めるために、才能ある若手であるMFフィル・フォーデンにチャンスを与えようとしている。

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