欧州サッカー連盟公式サイト『UEFA.com』のスペイン版が2019-20シーズンのラ・リーガでブレイクしたベストイレブンを発表し、久保建英が選出された。

　新型コロナウイルスによる約3か月余りの中断があったものの、19日に今シーズンのラ・リーガ全日程が無事終了。久保の保有元であるレアル・マドリーが3シーズンぶりのリーグ制覇を飾った一方で、同選手が期限付きで加入したマジョルカは19位に終わり、2部への降格が決まった。

　同ウェブサイトでは21日、今シーズンのリーグ戦がデビューシーズン、もしくは前シーズンをはるかに上回るインパクトを残した11名を選出。バルセロナのアンス・ファティやレアル・マドリーのフェデリコ・バルベルデ、レアル・マドリーからソシエダに期限付きで加入するマルティン・ウーデゴーアといった選手たちとともに、公式戦36試合で4ゴール4アシストを記録した久保がメンバー入りした。

　マジョルカでプレーした日本代表MFについて「タレントのある日本人は、近代のフットボール界で多くの選手が持ち合わせているわけではない溢れんばかりの能力とともに、異なる選手であることを証明した。彼がこのメンバーに入ることは論をまたない」と評価した。

　2019-20シーズンラ・リーガのブレイクベストイレブンは以下の通り。

▽GK
ウナイ・シモン(ビルバオ)
▽DF
ビクトル・ディアス(グラナダ)
ペルビス・エストゥピニャン(オサスナ)
ジューレス・クンデ(セビージャ)
ドミンゴス・ドゥアルテ(グラナダ)
▽MF
マルティン・ウーデゴーア(ソシエダ)
久保建英(マジョルカ)
フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー)
▽FW
カルロス・フェルナンデス(グラナダ)
アンス・ファティ(バルセロナ)
ルーカス・オカンポス(セビージャ)

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