beacon

バルセロナ指揮官クーマン「受け入れるしかなかった」コロナ禍の財政悪化で改革しきれず?

このエントリーをはてなブックマークに追加

バルセロナを率いるロナルド・クーマン監督

 バルセロナロナルド・クーマン監督は、今夏の移籍市場は新型コロナウイルスの影響もあり、理想的な立ち回りができなかったことを悔やみながらも一定の満足感を示している。

 クーマンはバルセロナの公式メディアである『BarcaTV』を通じて「チームに満足しているよ」と語った。

「我々はチームを改善しようと働きかけてきた。理想通りに補強できたポジションもあれば、できなかったところもあった。だがクラブの財政事情もあったので、これは受け入れるしかなかった」

 バルセロナは5日の2019-20シーズンの年度決算発表会で、ジョルディ・モワ副会長が新型コロナウイルスの影響もあり2億300万ユーロ(約250億円)減益を被ったと明かしている。9700万ユーロ(約120億円)の赤字を計上したことも公表されており、それがバルセロナの補強プランにも影響を及ぼしていたようだ。

 その一方で指揮官は、17歳FWアンス・ファティがシーズン序盤から結果を残していることが大きなプラスだと説いている。

「ここまで、ファティのパフォーマンスは最高だった。17歳の若者だとは思えないね。あの年齢でトップコンペティションで戦うなんて通常ではあり得ないこと。彼が素晴らしい才能を有している証拠だ」

「もちろん彼は学ぶべきことがたくさんある。彼のような素晴らしい選手の成長を促すことが我々の使命だ。それに現在、彼はフル代表チームでもプレーしている。現在、スペインのようなハイレベルな代表チームでプレーする17歳は、他に例がないんじゃないかな」

●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP