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香川真司の獲得を検討するも断念…デュッセルドルフ幹部「彼の能力に疑問はないが…」

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 ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフのクラウス・アロッフス執行役員は、現在フリーのMF香川真司の獲得を検討していたことを認めた。

 香川はラ・リーガ2部サラゴサとの契約を1年残すも、先日には契約を解除。スペイン国内での新天地を望んでおり、サバデルや最近ではテネリフェからの関心が伝えられてきた。一方、ここに来てギリシャの強豪PAOKやブンデスリーガ2部ハンブルガーSVやフォルトゥナ・デュッセルドルフも獲得に乗り出しているとの報道も浮上している。

 そして、少なくとも後者に関しては、長年にわたりドルトムントで活躍した同選手の獲得を検討していたことが明らかに。ウーベ・クラインSD(スポーツディレクター)とともに同クラブの強化を務めるアロッフス氏はドイツ誌『ビルト』のインタビューに応じ、次のように認めた。

「我々は例えば、シンジ・カガワについても考えていた。彼の持つ、ブンデスリーガですでに見せた能力に関しては、疑問を抱くことはない。だが、だからといって彼は2部に合うと言えるのだろうか?総合的な“パッケージ”はいいのか?我々はそれらに対し、『ノー』という答えを出した」

 同氏はまた、アペルカンプ真大カールといった日本とドイツのハーフが出場機会を得始めている2列目の補強についても言及。「我々は次の移籍ウィンドウまでにクリエイティブなMFを加えることはできないだろう」とも語り、現在無所属のMFの獲得に懐疑的な見方を示していた。

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