beacon

アタランタで渦中の主将ゴメスが意味深メッセージ「僕が去った時にすべての真実が明らかになる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アタランタの主将を務めるアルゼンチン代表MFアレハンドロ・ゴメスがインスタグラムを更新し、ファンに対して意味深な言葉を残した。

 今シーズン、クラブ史上2度目となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場し、決勝トーナメント進出を決めたアタランタ。しかしグループステージのミッティラン戦で主将のゴメスが指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニと口論になったことが伝えられるなど火種が生まれている。

 『スカイスポーツ』は先日、SNS上でゴメスを擁護したMFヨシップ・イリチッチの退団の可能性を指摘していたが、アタランタ指揮官は13日のフィオレンティーナ戦(3-0でアタランタが勝利)終了後、騒動について言及。スロベニア人MFが今回の騒動に無関係であることを強調しつつ、ゴメスと何らかの問題があることを示唆し、「どうやってすべてを乗り越えられるのか分からない。私としては、チームにとって最善の選択を模索する。ゴメスは非常に偉大な選手であり、これについて一切、疑念を抱いたことはない。しかし大きな決断はクラブが下すものだ」などと説明した。

 『Goal』の取材によれば、来年1月にも指揮官か主将のどちらかがチームを去る可能性が浮上しているが、ゴメスはそんな中、ガスペリーニに反論するかのようにSNSを更新。ファンに対して意味深な言葉で自身の心の内を明かした。

「親愛なるアタランタファンへ。僕には自己弁護する方法もみんなと話をする方法もないので、ここに書き留めたい。唯一、みんなに伝えたかったことは、僕がここを去った時、すべての真実が明らかになるだろうということ。みんなは僕のことを知っているし、どんな人間であるかも分かっているだろう。みんなのことが大好きだ。君たちの主将より」

 ゴメスには多くのクラブが獲得に関心を示しており、すでにアタランタは中国からのオファーを受け取ったとも報じられている。今後のアタランタを巡る動向は注目されるところだ。

●セリエA2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP