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イブラヒモビッチが明かす「ミランでは司令官の扱い。将来は独断で決めない」

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ミランFWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、イタリア誌『コリエレ7』のインタビューに応じ、チームなどについて語った。

 イブラヒモビッチは今年1月、古巣ミランに7年半ぶりに復帰すると、長らく低迷が続いていたチームに勝者のメンタリティを吹き込み、昨シーズン終盤から続くミランの快進撃の立役者となった。今シーズンは新型コロナウイルス感染やハムストリングの負傷により、リーグ戦の出場は6試合にとどまるが、すでに10ゴールを記録するなど、単独首位を走るミランに貢献してきた。そんなミランFWは、わずか1年間で大きく変貌を遂げたチームの目標を問われると、自身の見解を示した。

「まずは2021年に良いスタートを切らなければならない。そして人生最初で最後の試合であると思って、1試合ごとに向き合っていくべきだ。そんなことが可能か?毎日、あらゆる瞬間、常に意欲とハングリー精神を持っていればね」

 またスウェーデン人FWはミラノの環境に満足していることに言及。「まるで自宅にいるかのように非常に居心地が良い。みんなから愛されて気持ちよく日々を過ごしている。クラブ幹部から監督、チームメートに至るまでコミュニケーションもすべて円滑だよ」と明かした。また元ミラン名誉会長で現モンツァ(セリエB)のオーナー、シルビオ・ベルルスコーニ氏の部屋を与えられたとの噂を問われると、「大げさなことは言わないで欲しいね。しかし司令官のような扱いをしてもらっている」と明かした。

 続いて現役引退までミランでプレーする可能性については、「本当に居心地は良い。しかしこの先のことはそのうち分かるようになるだろう。“俺が独断で決める”なんて巨大すぎるエゴは持ち合わせていない。俺にとって何よりも家族が一番大事なんだ」とコメント。家族の意向に沿いつつ、将来について検討していくことを示唆した。

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