ヘタフェが今冬、補強に動くことはほぼ確実のようだ。リストの中にはビジャレアルのMF久保建英の名前もあるという。

　今夏の移籍市場でレアル・マドリーから1年レンタルで久保を獲得したビジャレアル。しかし、先日『マルカ』の電子版はこの冬の移籍市場で放出する考えがあると報道。当初は久保自身とレアルが出場機会の少なさに不満があったとされていたが、現在はビジャレアル側が久保を十分な戦力と捉えなくなっており、レアルと合意に至る場合には契約を解消する決断を下したという。

『マルカ』では、ヘタフェがバルセロナのカルレス・アレニャーとともに久保に興味を示していると報道。「経済的に複雑であり、多くの障害があるが、2つの候補である」と伝えている。

　さらに、久保については「選手自身はビジャレアルを去ることを決意しているが、全員が合意するのは難しい」とも伝えた。ビジャレアルが久保のレンタルのために300万ユーロ(3億8000万円)を費やしていることが、交渉を複雑化させているようだ。

　また、アレニャーの他にヘタフェは元パリSGのヘセ・ロドリゲスにも興味。一方で、ホセ・ボルダラス監督は最終ラインの補強が残留のカギと考えており、クラブの首脳とは見解が異なっているようだ。

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