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21年初戦に挑んだ堂安律は格上に敗戦も手応え、年末年始も「仲間と楽しんでいるので苦はない」

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2021年初戦に臨んだMF堂安律

 ビーレフェルトのMF堂安律は2日にブンデスリーガ第14節・ボルシアMG戦にフル出場。2021年の初出場となったが、0-1で敗戦となった。

 堂安は5試合連続のフル出場。中盤で攻撃の起点となるパスを何度も出すが、なかなか味方につながらず。大きな決定機をつくることができないまま、後半13分に失点を喫し、0-1で敗れた。

 21年の初戦を振り返り、堂安は「休みは少なかったのでそんなに特別感はなく、いつも通りの公式戦という気持ちで試合に臨みました」と語る。しかし、第14節終了時点で7位と中位に位置するボルシアMGに惜敗。「相手も強豪とはいえもっとチームとしてできたかなという印象です」と悔しさも垣間見せた。

 前半と比較して後半は攻撃に転じる場面も増えた。だが、勢いに乗ったところで後半13分に失点。「ああいう簡単なシーンで失点してしまったのでそこを改善しなくちゃいけないなと思います」と試合内容に言及する。

「ハーフタイムにロッカールームで正直0ー3、0ー4でもおかしくなかった展開の中で、まだ0ー0だぞっていう掛け声は掛け合いました。後半良くなったとは思いますけど、もっと前半からやれればチャンス作れたかなと思います」

 この試合では相手のプレスをかわしながら味方に効果的なパスを出す場面も。「最後のシーンのクオリティを上げて、得点するところにフォーカスしていきたいと思います」と手応えを掴んではいたようだ。年末年始の試合については特段気にせず。「特にそんなに苦痛なことはまったくなくて、ただ家族とクリスマスもニューイヤーも会えていないのは、少し寂しいところはありますけど」と語りつつ、「今はビーレフェルトの素晴らしい監督と素晴らしいチームメートと楽しんでいるのでまったく苦はないですね」と生活面でしっかり順応していることも明かした。

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