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エジル移籍の可能性は?英記者が分析「プレーしない選手に10億円支払う可能性もある」

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アーセナルMFメスト・エジル

 イギリス『スカイスポーツ』が、アーセナルMFメスト・エジルのトルコ移籍の可能性について分析している。

 先日から各国メディアで報じられるエジルのフェネルバフチェ移籍。すでに3年半契約で合意しているとも伝えられ、エロル・ブルト監督は「状況は近日中にクリアになるだろう」と語るなど、実現の可能性は高まっていると見られている。

 そんなエジルの現状について、『スカイスポーツ』のリポーターであるダーメッシュ・シス氏は、ブルト監督のコメントを「どう解釈するか。何かを企んでいることは間違いない」と指摘。そして、現状について分析している。

「エジル代理人は、選手の優先順位はアーセナルで契約満了することだと語っている。この交渉について明らかなのは、実現は難しいということだ。全関係者の妥協が必要になるかもしれない」

「もし代理人の言葉通りであれば、エジルはアーセナルに残る。彼の週給は35万ポンド(約4900万円)。アーセナルは今後6か月間プレーしないであろう選手に700万ポンド(約9億8000万円)近く支払うことになる。そして、彼は事前契約にサインし、夏にはフリーで退団する」

「では『3年半契約』であればどうなるか? 半年間の契約があるということは、今月中に出ていく。この契約が完全移籍によるものであれば、いくつかのことが実現しなければならない。アーセナルと残り半年の契約を給与を受け取って早めに終了するか、残りの賃金を受け取らず、契約を解消するかだ」

 そして、「あるいは、最初の半年がレンタルという話もある」と指摘。この場合、「フェネルバフチェがエジルの半年分の給与の一部を負担する。それは彼の給与のすべてを完全に支払うよりも良い結果になるだろう。約200万ポンド(約2億8000万円)を節約できるし、夏には問題なくなる。フェネルバフチェがその後、本人と交渉することになる」と、アーセナルにとっては最も良い結果になると分析している。

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