beacon

3部相手のコパ敗退はジダンにとって「致命的」か…西紙が解任の可能性を伝える

このエントリーをはてなブックマークに追加

ジネディーヌ・ジダン監督が解任の危機か

 レアル・マドリーのコパ・デル・レイ敗退は、ジネディーヌ・ジダン監督にとって「致命的な一撃になるかもしれない」と、スペイン『マルカ』が伝えている。

 20日に行われたコパ・デル・レイのベスト32で、アルコヤーノと対戦したレアル。前半のうちに先制して以降、FWカリム・ベンゼマらを投入するも追加点を奪えず。後半35分には同点に追いつかれ、試合は延長戦にもつれ込んだ。延長戦ではFWエデン・アザールら主力を投じ、さらに延長後半5分に相手が退場者を出したが、その5分後に逆転弾を奪われて万事休す。1-2で敗れた。

 2部B(実質3部)相手の衝撃的な敗戦により、ジダン監督の立場は危うくなっているようだ。『マルカ』は「コパ・デル・レイの敗退は、ジダンの20-21シーズンのプロジェクトに打撃を与え、致命的なものになる可能性がある」と分析。解任の可能性を指摘した。

「セグンダBアルコヤーノ相手の敗退は、指揮官の地位を脅かすもの。レアルは、先日ビルバオ相手にスーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝でも敗退。わずか6日間で、2つのトロフィー獲得のチャンスを逃した。残されたのは、チャンピオンズリーグとラ・リーガだけだ」

 そして「今回の敗戦は屈辱的」とし、2009-10シーズンに同じく2部B所属のアルコルコン相手に敗退した際は、当時のマヌエル・ペジェグリーニ監督にとって「将来を決定づけたものであり、シーズン終了後に解任された」と指摘。さらに「同じ運命がジダンを待っている可能性がある。チーム管理、乏しい結果は疑問視されている」と、ジダン監督のマネジメントに疑問を呈している。

「今のスカッドには明らかな隔たりがある。彼が選ぶスタメン11人、そしてバックアップの選手たちだ。いつもの先発メンバーは彼らがすべきレベルに達していない。結果はそれを示している」

「多額の投資を行ったが、ジダンはローテーション可能なチームを作れていない。ルカ・ヨビッチは去り、マルティン・ウーデゴーアも退団の意思を表明している」

●ラ・リーガ2020-21特集
●コパ・デル・レイ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP