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スクデットに暗雲のユベントス、離脱中のディバラが心境吐露「ピッチに立てない苦しみ」

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 ユベントスの10番、FWパウロ・ディバラが22日、インスタグラムを更新し、自身の心境を明かした。

 新指揮官アンドレア・ピルロの下、前人未到のセリエA10連覇を目指すユベントス。しかし現在、セリエA第28節を終えて16勝4敗7分(1試合延期)で獲得ポイントは「55」。同じく消化試合が1試合少ない首位インテルとの差は「10」と大きく開き、スクデット獲得に暗雲が漂う。チャンピオンズリーグ(CL)においても、決勝ラウンド16でポルトに敗れてすでに敗退。厳しい状況に立たされている要因には、離脱者が相次いだことも影響している。

 その中の1人がユーベの背番号10番、ディバラだ。ディバラは1月10日のサッスオーロ戦でひざを負傷して以降、欠場が続いている。チームの苦境をピッチの外から見守っていたユーヴェFWが、沈黙を破ってSNSを更新。現在の心境を綴った。

「この数か月間、チームに貢献することができてさえいれば、どれほど幸せに感じていただろうか。チームメートとともにピッチに立つことができない時の苦しみは、それと同等か、もしくはそれ以上の大きさに感じる。しかしまだ、2カ月間にわたって戦いを続けていかなければならない。チームはこれまで以上に結束する必要がある。僕もトレーニングを続け、リーグ中断明けにチームメートの元へ復帰することを楽しみにしているよ。僕らはユーベなんだ」

 ディバラは今シーズン、これまでの公式戦出場はわずか16試合にとどまっており、得点数もわずか3ゴールと、2015年夏のユーベ加入以降で最小となっている。


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