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デル・ピエロ氏、C・ロナウドの“腕章投げ”に苦言「象徴的な選手としてやりすぎ」

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 元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの振る舞いに苦言を呈した。

 27日の2-2で終わったワールドカップ・ヨーロッパ予選セルビア戦。ロナウドは終盤に自らの決勝点が認められなかったことに猛抗議。同選手は副審に執拗に迫ったことでイエローカードを提示された後、試合終了を待たずしてピッチを去り、キャプテンマークをグラウンドに叩きつける行為に出ていた。

 この判定を巡っては、ロナウドやフェルナンド・サントス監督が誤審への失望をあらわにし、レフェリーを務めたダニー・マッケリー氏は謝罪したことを後日に明かした。その一方で、代表主将の行為に対しては、元ポルトガル代表のフェルナンド・メイラ氏が苦言を呈していた。

 そんな中、現在ロナウドが所属するユベントスのレジェンドとして活躍したデル・ピエロ氏は『ESPN』で、メイラ氏同様にポルトガル代表主将の振る舞いは行き過ぎたものであると主張した。

「あれはオーバーリアクションで、彼はあのような行動に出るべきではなかった。怒ることは問題ないし、レフェリーに抗議することも問題はない。ただ、アームバンドを投げ捨てるなどの行為は、チームキャプテンであり、彼のような象徴的な選手にとってはやりすぎだ」

 それでも、同氏は「ただ、あの場面や今回の試合の重要性、そして彼がすべてを懸けている野心を理解している」と決勝ゴールを認められなかったロナウドの心情を察した。
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