beacon

ゾラ氏が同郷の教え子インテルMFニコロ・バレッラを語る「17歳でベテランのようなプレーに衝撃」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 元イタリア代表のジャンフランコ・ゾラ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて同郷のインテルMFニコロ・バレッラについて見解を示した。

 サルデーニャ島出身のゾラ氏はカリアリの指揮官を務めていた2015年1月、コッパ・イタリアのパルマ戦において当時17歳のバレッラを抜擢してトップチームでデビューさせた。

「試合は負けてあまり上手くいかなかったが、彼が試合で見せたパーソナリティには衝撃を受けたよ。17歳なのにまるでベテラン選手のようにプレーしていたんだ。彼は技術だけでなく戦術面においても重要なプレーを見せ、私だけでなくみんなを驚かせた」

 バレッラは2019年夏にインテルへとステップアップ。アントニオ・コンテ指揮下の中心選手へと成長を遂げた。ゾラ氏は、ファビオ・カペッロ氏がヨーロッパ最強MFベスト3にバレッラを挙げたことを問われると、自身の考えを示した。

「ニコロは様々な点において成長したが、今最も際立っているのは自制心の成長だと思う。カードの枚数が減っただけの話ではなく、ピッチにおいてより規律を持ち、整然とプレーできるようになった。ニコロは現在、イタリアにおいて最も重要な選手の1人であり、イタリアの宝だ。さらなる成長を約束してくれるはずだ」

 バレッラを巡っては、元ユヴェントスMFマルコ・タルデッリ氏との比較が話題となっている。

「そう、私もマルコとの共通点を感じている。プレーの仕方が似ているんだ。2人とも優れたサッカー知性を持ち、ゴールを決め、パスを操る。またフィジカルも強く、守備の仕事もこなすことができる。それぞれ違った特徴はあるかもしれないが、似通っている点は多い」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP