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鎌田大地に指揮官から最大級の賛辞!「ピッチ上のベストプレーヤー」「すべてにおいて100%満足」

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 フランクフルトは、ボルフスブルクとの上位対決に4-3で勝利。アディ・ヒュッター監督は試合後の会見で、この一戦で1ゴール1アシストを記録したMF鎌田大地を「ピッチ上のベストプレーヤー」と最大級の賛辞の言葉を口にした。

 4位フランクフルトは10日、ブンデスリーガ第28節で3位ボルフスブルクとのホームマッチに臨んだ。鎌田はトップ下で先発出場、出場停止明けの長谷部誠はベンチスタートに。開始早々に先制されたフランクフルトだが、鎌田が右ウィングバックのエリック・ドゥルムからのクロスを右足でゴール左隅へ流し込むと、さらに2-2の状況から54分にアンドレ・シウバの勝ち越しゴールも演出した。

 会見では「満杯のスタジアムにGetty Images値するようなゲーム」と満足気に振り返ったヒュッター監督は、『FAZ』の記者からの「闘争心が求められる試合だったが、ダイチ・カマダが度々見せた軽やかなプレーにより、とても見栄えのある内容でもあった。彼のプレーをどう見たか?」との質問に応答。「もちろん、多くが懸かっているだけあって、ファイト要素が強い試合だった。コンディションも良いチーム同士の戦いとなり、両者に信じられないほど多くの優れたプレー要素を見られた」と前置きして、次のように続けた。

「私にとって、ダイチ・カマダがピッチ上でベストプレーヤーだったとも言って良いほどだ。彼は大事な同点ゴールを決めただけではなく、3-2の前のシーンでもボールを奪うなど、試合を決定づける活躍を見せたからね。今日の彼のオン・ザ・ボール、オフ・ザ・ボールのパフォーマンス、走りを惜しまない姿勢、すべてにおいて100パーセント満足している」

 また、鎌田はクラブ公式チャンネルで「チームとして大事な勝ちだったし、自分たちが来年どこに行くか決まる大事な試合だったので、本当にうれしいです」とコメント。「ここで負けると勝ち点差も離れて、ドルトムントだったり下との4位争いになっていたので、勝つことで3位だったり2位も見えてくるし、できるだけ上の順位に行けるようにしたい」と勝利の重要性を強調した。

 自身のパフォーマンスについては「スコアポイントを伸ばせたのはすごい良かったし、ゴールが去年から自分が思ったとおり伸びなかったけど、今はゴールも伸ばせている」と手応えを感じている様子。「僕自身今年はビッグマッチにすごい強いので、そういう試合でゴールを取れているのは僕にとっていいことかな、と思います」と自信を覗かせながら話した。

 なお、鎌田は今季のこれまでのリーグ戦で5ゴール13アシストをマーク。シーズン前に目標に掲げていた“15ゴール関与”をすでに超えている彼は、残り6試合でも立ち止まることはなくさらなる飛躍を誓っていた。
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