beacon

ウェールズのギグス監督、複数女性への暴行罪で起訴&今夏EURO不参加に…本人は無罪を主張

このエントリーをはてなブックマークに追加

EURO2020不参加が発表されたライアン・ギグス監督

 ウェールズサッカー協会(FAW)は23日、ウェールズ代表ライアン・ギグス監督(47)が女性2人に対する暴行罪で起訴されたことを受け、今年夏に延期されたEURO2020で指揮を執らないことを発表した。

 これまで監督代行を務めていたロバート・ページ氏(46)が大会でも引き続きチームを率い、アシスタントコーチのアルベルト・スタイフェンベルフ氏(50)が補佐役を担うことも併せて報告している。

 ギグス氏は昨年11月、当時交際していた30代女性に暴行を働いたとして、地元警察に逮捕された。女性は軽傷を負い、ギグス氏は取り調べの末に釈放。同月からページ氏が暫定的にウェールズを指揮していた。

 イギリス『BBC』によると、ギグス氏は上記の傷害の罪に加え、20代女性への暴行の罪にも問われている。さらに、2017年12月から2020年11月までの間、相手女性に対して強制的かつ支配的な行動を取ったことでも告発されていると同メディアは伝えた。

 ギグス氏は声明で「私は法の正当な手続きを十分に尊重し、申し立ての深刻さを理解しています」としつつ、「自分の汚名をそそぎたいです」と無罪を主張。ウェールズに対しては「ロバート・ページ氏、コーチングスタッフ、選手、そしてサポーターの皆さんに、今夏のEUROでの成功をお祈りします」とエールを送っている。

●EURO2020特集

TOP