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最終節で5位転落のナポリ、ガットゥーゾ退任へ…会長が指揮官との別れをSNSで発表

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ナポリジェンナーロ・ガットゥーゾ監督

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が23日、ツイッターを更新して指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾへの別れのメッセージを綴った。

 ガットゥーゾ率いるナポリは23日、セリエA最終節においてベローナとホームのスタディオ・マラドーナで対戦。前半をスコアレスのまま折り返すと、60分にDFアミル・ラフマニのゴールで先制したが、その9分後に同点に追いつかれ、1-1で引き分けた。

 前節を終えてミランと並ぶ76ポイントで3位につけていたナポリだが、最終節でライバルのミランとユベントスが勝利したことで5位へと転落。2シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を逃した。

 ナポリではかねてより、シーズン終了後に契約満了を迎える指揮官ガットゥーゾの退任の可能性が囁かれてきたが、ベローナ戦終了後にデ・ラウレンティス会長が自らSNS上でメッセージを発信。以下のように、2019年12月からチームを率いてきた闘将に別れを告げた。

「親愛なるリーノ。君と2シーズン近くにわたって一緒に過ごすことができたことを幸せに思う。君の仕事には感謝している。君がこれからどこへ行くことになっても、君の成功を願っているよ。奥さんやお子さんたちにもよろしく。アウレリオ・デ・ラウレンティス」

 なお『スカイスポーツ』の報道によれば、ナポリはこれまでに元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏に重要なオファーを提示したという。アッレグリ氏もナポリのプロジェクトに前向きな姿勢を見せていたとされるが、欧州CL出場権を逃したことで破談が濃厚となったようだ。

 さらに、元インテル指揮官のルチアーノ・スパレッティ氏とも接触したとのこと。スパレッティ氏も、ナポリで新たなプロジェクトに臨むことに関心を寄せていると見られており、今後の動向が注目されるところだ。

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