精神科病院に強制入院させられた元イングランド代表MFポール・ガスコイン氏(40)が、1日2000ポンド(約47万円)ものコカインを購入し、吸引していたことが分かった。
　27日の日刊スポーツによると、警察関係者が「1人の人間が1日に2000ポンドのコカインを使用するのは不可能。かなりの量を無駄にしていた」と話したとのこと。同氏はテロ組織のIRAや米国政府から命を狙われていると主張しており、強度の薬物依存症だったことが明かされたという。
　ガスコイン氏は現役時代、イングランド代表として57試合に出場し、10得点を記録。90年イタリアW杯と96年イングランドEUROでは、母国のベスト4進出に貢献している。

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(文　宝田雅樹)