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ブラジルで惨劇…判定に激怒した選手が主審への暴行で逮捕

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ブラジルで惨劇が…

 ブラジルで主審に暴行を働いた選手が逮捕された。

 4日に行われたカンピナート・ガウショ・セリエA2のグアラニー対サンパウロRSで悲劇が起きた。サンパウロRSのウィリアム・リベイロは1点を追う中、自身の反則を取られた際に激怒。ロドリゴ・クリヴェラロ主審に襲い掛かり、倒れた同主審の後頭部を蹴る愚行に出た。

 被害に遭ったクリヴェラロ主審はグラウンドに倒れたまま意識を失った様子で、周りの選手たちが急いでメディカルスタッフを呼ぶと、その後救急車がピッチに駆け付けて救急搬送された。なおこのまま中断となった試合は、翌日に再開される予定だ。

 一方のリベイロは駆け付けた警官隊によってピッチから連れ出され、その後地元の保安当局に連行されたようだ。

 試合後、サンパウロRSは直ちにリベイロとの契約を解除。デルヴィド・グラール・ペレイラ会長は声明の中で「残念で、遺憾で、何より不快だ。我々のクラブの歴史上で最も悲しい事態に直面している。ガウショフットボールファンだけではなく、スポーツを愛する世界中の人々に衝撃を与える壊滅的な場面だ」と話し、リベイロを糾弾するとともに主審に謝罪をした。

「申し訳なく思うし、非常に恥ずかしい思いだ。負傷したレフェリーとその家族、そしてあのような場面を世に出してしまったことを謝罪する。加害選手との契約は解除した。そして、この件に関するできる限りの法的措置を取ることになる」
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