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キエッリーニが明かすブッフォンの“魔法”とは?「適切なタイミングで…」

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 ユべントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが28日、自身のLinkedIn(リンクトイン)アカウント上で配信を行って語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 2005年からユべントスに所属し、2011-12シーズンから続いたセリエA9連覇を経験したキエッリーニ。しかしチームは昨シーズン、アンドレア・ピルロ指揮下で優勝を逃し、今シーズンはマッシミリアーノ・アッレグリ新体制ですでに3敗目を喫するなど、7位と成績が低迷している。

 首位のナポリやミランとは13ポイントと大きく差が開く中、キエッリーニはチームの現状を巡り、持論を展開した。

「困難を認め、バランスよく分析していく必要がある。それから解決策を模索しなければならない。困難を乗り越えることはできるが、チームが団結しなければならない。常にバランス感覚をもって冷静に状況を分析し、答えを出していく必要がある。たとえ考え方が完全に正解でなくても、チームが共有し、やるべきことに確信して取り組めば、結果は出る。一方でたとえ考え方が正解であったとしても、チームが確信して前に進まなければ、勝利をつかむことはできない」

 続いてユーべ主将は、今夏にチームを退団して古巣パルマへ移籍したGKジャンルイジ・ブッフォンについて語った。

「僕にとって兄のような存在であり、長年にわたってユーべやイタリア代表で僕のカピターノ(主将)だった。ジジは常に、適切なタイミングで適切な言葉を見つけることができた。この才能は単純なものではないし、身につけることができるようなものでもない。彼がずっと持っている魔法のようなものだよ。人それぞれ自分らしくあるべきであり、誰かのコピーにはなれない。僕は決してブッフォンのようになることはできない。彼のコピーになろうとすれば、リーダーシップや信頼が失われてしまうだろう」

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